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商店街復興支援信託

事例

1 柳駅前商店街は、十数年前までは賑わっていましたが、近隣に大型ショッピングモールが進出してからは人通りもめっきり減少し、今では「シャッター通り商店街」となってしまい、閑散とた状態が続いております。シャッターを下ろしたままの店舗も多く、開店している店舗にしても経営が芳しくない状況が続いております。しかも店舗オーナーは大半が高齢になり、将来的な手立てを打つにしても躊躇してしまっているところです。

2 そんな折、比較的売上が順調なD店舗のオーナーから、続き店舗の数件でなにかできないかとの相談がありました。そこで、商店街の復興に積極的な続き4店舗のオーナーがそれぞれの店舗を一括信託して復興のきっかけとする案を提案してみました。
 

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商店街の店舗状況

信託の設計

4店舗を一括信託する契約です。委託者兼受益者はCDEF店舗のオーナー。信託財産はCDEF店舗不動産と金銭。受託者はCDEF店舗オーナーで構成する「一般社団法人STK」とします。店舗をまとめて利用することで、店舗の利用価値を上げ、D店舗を拡張、または建て替えを検討します。STKは受託者として、契約当事者となり各業者と交渉することになります。これを起爆剤として商店街に賑わいが戻れば他の店舗オーナーにも同様の提案をし、最終的には商店街全体の活性化を目指すことになりました。
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家族信託のスキーム図

結果

信託を手始めに、柳駅前商店街の復興事業が始まります。信託契約後、行政、建設会社、金融機関等を取りまとめながら、半年~1年後の工事着工を目指すことになります。
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